ここでは、私の旅について、特にタイ国に行った時のお話
をしましょうね!!
みなさんは旅(旅行)は好きですか?私は大好きです。
お金と時間がたっぷりあったら、1ヶ月に1回10日位は旅
に行きたいですね。
私が今まで旅をした所は、仕事も含めてですが、
九州全県、奄美大島、鳥取、岡山、兵庫、京都、
大阪、奈良、滋賀、静岡、東京、栃木。
沖縄県の離島では、伊江島、水納島、渡名喜、久米島、
宮古、石垣、そして私のふるさと渡嘉敷島。
海外は、韓国、台湾、香港、タイ。まぁ、この程度ですね。
私の生息地、沖縄から本土へ旅に出かける交通手段は
飛行機か船で行くことになるんですね。10代の頃は船旅
でしたが、20代に入ってからはほとんど飛行機を利用し
ています。近くの離島へは船ですね。復帰前はパスポート
がないと本土へは行けなかったんですよ。
私にとって旅は”癒し”であり次のステップへ向けての
休息なんですね。それと、その土地土地の風土や文化
歴史に触れられ、またその土地でしか食べられない物も
ありますしねぇ。
見るものすべてが初めてですし、新鮮ですがすがしい
気持ちになりますしね。普段仕事仕事で追われて、気持
ちにゆとりを持てない自分が一番リフレッシュできる時
なんですね。
目的地へ着くまでの飛行機の中、これが又楽しいんです
ねぇ~。夜以外は眠らないようにしているんですよ。何故
か?って、高度1万メートルの所から雲を見るのが好きな
んですよ。入道雲を見ていると、陽の当たり方で暗い部分
明るい部分のコントラスト引き込まれちゃいますよ。
そして色々想像して、UFOに遭遇したいなぁ~とか思った
りしてね。地球の大きさも感じられるしね。あっという間に
着いちゃいますね。
そして電車で移動、これも楽しいですね。色んな景色や
町並み、駅弁もいいですね。
又旅に出たくなりましたねぇ~。
※ バンコク旅行記1997 ※
タイのバンコクへの旅は、過去に2回ありましてちょっと
変わった旅でした。私の友人(名前をKとしましょう)が
貿易の仕事をしてまして、月1回バンコクへ仕入れに行
くんです。それで彼に付いて行く事になったんですね。
4月の後半だったと記憶しいます。タイは仏教の国で
”アユタヤの遺跡”は是非見たい観光名所ですよね。
私は、期待に胸を弾ませていたんですが、実際は彼の
ビジネスの現場めぐりだったのです。
普通みなさんは、タイ国旅行へ行くと言いましたら
どのように考えますか?
タイはその当時所得平均が15,000円~20,000円と聞い
ていましたので、私としましては、まぁ5つ星とは言わなく
てもそれなりの上位のホテルに宿泊できると期待をして
いました。
宿泊予定は5日でしたので、食事はレストラン、ビジネス
の現場めぐりでも、1日位は観光名所めぐりをできるで
しょう、と思っていたんですね。
*いよいよ出発*
まず私達一行は、那覇から中華航空で台北へ行き、そこ
から乗り継いで香港へ行ったのです。香港で”世界ギフト
ショー”が開催されていまして、最初の目的はそのギフト
ショーを見る為でした。
世界中から色々なアイデアグッズが展示されていまして
香港に着いたその日と翌日の2日間かけて
見て回りました。
3日目に香港を立ち、バンコクへ向かいました。機内で
Kは「飛行機から降りたら走るぞ、付いてこいよ!!」と
言い、なぜ?と尋ねると、入国手続きに長蛇の列ができ
ひどい時には1時間以上も待たされるらしいんです。
最初の方に並ぶ為に走るというのです。それにしても飛
行機から降りて入管手続きの場所まで700~800m位
ありまして、手荷物持って走ったので着いたときは
ヘトヘトでした。
無事に入国した私達は、タクシーで一路ホテルへ
バンコク市内にあるそのホテルは、Kが出張の度に泊ま
るホテルで、彼にはいつでも同じ部屋が準備されている
んですねぇ~。
そんなこんなの話をタクシーの中でしているうちにホテル
に着いた私達、タクシーから降りて目の前のホテルを見
た私は「ビジネスホテル」と思わず呟いていたのです。
宿泊料金は1日1,500円、部屋は12畳位で結構広く
ベッドはWベッドとゆったりしていましてね、私は最初の
考えが間違っていたことをその時気づいたのです。
荷物を部屋の置いて早々ロビーに集合です。とりあえず
昼飯ということで、ホテルの目と鼻の先の大衆食堂みたい
な店へ入ったんです。
手前がガラス張りのショーケースの中に、私達がいつも
食べているチャンプルーが6種類ほどあり、これ、これ、
と指で指し示すと、カレーライスの要領でごはんを盛り付
けた大皿に、2種類のおかずをお玉ですくって乗せたん
です。
これって、沖縄の食堂のメニューにあった
”チャンポン”だよ。
(*本土の方はあまり知らないと思いますが、私が学生
の頃食堂に行くと、どの店のメニューにも”チャンポン”と
書かれた食事があったんですよ。今はあまり見なくなり
ましたけど。長崎ちゃんぽんとは違いますよ。つまり、
ごはんの上に野菜炒めを乗せただけの料理なんです。
それが、どんぶりではなく、カレーの時に使う大皿なん
ですね。)
ごはんとおかずが2種類で30バーツ(日本円で約90円)
安い!!、ボリュームたっぷりだし。満足!!満足!!
Kはいつもこの店で昼食をとっているとのことでした。
沖縄の家庭料理と殆んど変わらない食材、違いは?
というと、タイは唐辛子をよく使うので、少々辛いんで
すね。
沖縄では、”コーレーグースー”という香辛料があるんで
すが、知ってますか?唐辛子を泡盛に漬け込んだとても
辛いもので、酢に漬け込んだ物もあるんです。
主に沖縄そばを食べる時、七味唐辛子の代わりにかけ
るんですが、とても辛いんで、かけ過ぎないようにしてく
ださいね。
タイのその食堂にも、同じコーレーグースーが置いてあ
りました。タイの人は、おかずにもかけてましたよ。
沖縄のルーツはこの国かもしれませんねぇ~。
食事を済ませた私達は、早速Kの仕事のお手伝い、タク
シーで仕入れ先へ向かったのです。Kの仕入れる商品
は、玩具、Tシャツ、キャラクターグッズ、等々。そういう物
ばかりを売っている通りがあるんですね。
例えて言えば、平和通りの裏通りみたいな所です。
そこも、沖縄に似ているな~、と思ったのです。
仕入れも済んで、夕方5時になりまして、ホテルへ戻るこ
とになりました。
私達が滞在していた5日間、気温が常に34度以上ありま
してね、そりゃもう暑くて暑くて、汗びっしょりでした。
一ヶ所で買い物を済ましたら、一旦ホテルに戻りシャワー
を浴びて又出かける、そういうことの連続でした。
あっ、そうそう!!
私達の服装ですが、Tシャツ、半ズボン、そしてゾウリ
首にはタオルという出で立ちで、財布は持たない、時計も
しない、お金は右のポケットに幾ら、左のポケットには幾ら
という具合でした。地元の人のようにしたんです。
実は観光客が行かない所もあり、できるだけ目立たない
ようにしたんですね。それでも、買い物中につけられてい
る感じはありましたよ。
Kは、仕入れの為のお金結構もってましてね、カバンを
タスキ掛けにしてましたよ。以前、カバンをちょっとした隙
に持ち逃げされたことがあったらしいんです。
気をつけましょうね!!。
午後6時30分、ロビー集合です!!。
ロビーに集合した私達3人は、次の指示を待ってました。
Kが現れ、「これからマッサージに行く」と言うんです。
正直なところ、歩き疲れていましたので、ラッキーと思い
ました。
そして3時間タップリのマッサージを受けて、スッキリした
後、屋台で食事をして、ナイトマーケットへ繰り出しました
そこはパッポン通りと呼ばれている所で、例えて言えば
平和通りのアーケードを取っ払ったような通りです。
その通りの真ん中に露天商が店を出しているんですね。
色々売ってましたよ。コピーも多かったですねぇ~。
両サイドは、ゴーゴーBARがいっぱいありましてね
私達も入りましたが、余り長居をせずにそこを出ました。
※ 翌日ウィークエンドマーケットへ *
朝7時に起きた私達は、ホテルの真ん前にあるちょっと
変わった店に入って朝食を摂ることにしたんです。
入り口付近でおばさんが、大きな鍋でおかゆを作ってま
して、それを食べるんですが、ピータンを乗せてもらって
20バーツ。旨かったですよ。
その店の壁には洋服が幾つも掛けられていたので、Kに
聞いてみると、朝の3~4時間はおかゆのお店で、その
後は洋服店になるそうなんです。面白いですねぇ~。
そうやってお互い助け合っているんですねぇ~。
それって沖縄の”ゆいまーる精神”じゃないの?
ちょっと感動しましてね。
朝食も終わり、一旦ホテルに戻って、30分後に出かけ
ることなりました。
ウィークエンドマーケットは、タクシーで15分位の所でし
た。まず驚いたのはその広さです。そして店舗の数です。
1日では見て回れない位広いし、店舗の数も多いんです。
とりあえず離れ離れになった時は、ということで集合場所
と時間を決めて見て回ることにしたんです。
いや~、人も大勢いるし、ビックリですよ。
旨く表現できないのですが、何でも売っているんですね~
売っていない物とうと、人間ぐらいかな?と思ってしまう程
だったんですね。
汗びっしょりになりながら、見て回りました。
毒グモのタランチュラ・サソリ生きてるやつですよ。
もう目が点ですよ。
Kの仕入れた荷物を一旦ホテルへ持ち帰り、午後も再び
マーケットへ。そして気がつけば、陽も暮れようとしてまし
た。夜は、昨日と同じコース。翌日も、その翌日も、Kの
仕入れの手伝いでしたねぇ~。
結局、仏教寺院も水上マーケットも、観光地の何処も見
れないまま、旅を終えたのでした。
トムヤンクンも食べずじまいでしたが、その後2回目に
行った時は、しっかり観光しましたし、念願のトムヤンクン
もいただきましたよ。
最後に、旅というと観光地を回るのが普通ですが
私のバンコクの旅は、ある意味非常に良い体験だったと
思いますよ。3度目はまだですが、また同じような体験を
したいと思いますね。
これからも、旅を続けていきたいと思います。
私の体験談の各ページにも訪ねてみてくださいね。